他家の捨て牌から、手の内に連続形があるかどうかは、ある程度推察できます。
こういった連続形ができている場合、
- 河の序巡にその色(主に3~7)が捨てられていない
- 河に他の色の3~7がたくさん捨てられている。
- 河の中巡に、他の色のターツ落としがある。
- テンパイの手出しや、その前の手出しなど、テンパイ直前にその色の牌が溢れる。
- その色を切るときに、少考する。
といった特徴が表れます。
この局面、上家はソーズの連続形が濃厚です。
これらの特徴が濃く表れているほど、連続形が手牌にある可能性が高くなります。
連続形を見抜くことで、山読みや、安全度の計算に役立ちます。
また、連続形が待ちとして残った場合、筋で当たることはほとんどありません。
待ちの取り方を選べるので、ほとんどの場合良形にとるからです。
さらに、その色の筋が2つ以上切られたら、その色は完成してしまっている可能性が高く、
待ちになっている可能性が少なくなります。
これは先ほどの局面から進んだところですが、この場合5-8s待ちの可能性はかなり低くなります。
5-8sで当たるためには、手の内に5sが無く、かつ677sと持っている必要がありますが、
連続形であればほとんど5がある形になっているでしょう。
5sがあれば、単純な67sの形になりません。
これらのことは、連続形の可能性の見極めとセットで覚えておくと便利です。