麻雀牌は通常、34567>28>19
赤入りの場合 46>5>37>28>19
と、メンツ手を作る場合において価値に差がありますが、
これを456≧37>>28>>>19
くらいの差とみなし、
これと違う順で、価値が低い牌が後から手出しされることを
逆切りと定義します。
また、局や場況ごとに、価値の高い牌と低い牌ができます。
例えば、ドラは価値が高いですし、
場にたくさん切られて薄くなった周辺は価値が低くなります。
こういった場合にも、価値が低い牌が後からでてきたら逆切りと見なします。
通常、5ブロック未満の手牌では、浮き牌へのくっつきを待つことになりますが、
この状態では逆切りは起こりません。
(例外は、チャンタ・三色などの手役がらみとドラ付近の牌)
このことから、逆切りが発生した時点で、
その前の手出しの時点で既に5ブロックがほぼ完成していて、
逆切りされた牌が手牌の関連牌であることがわかります。
これが、捨て牌から手牌構成を読む基本となります。