麻雀の読み

実戦で効果の高い麻雀の読みを紹介

リーチ宣言牌の裏筋なし

リーチ宣言牌の裏筋は安全度が高い

 

リーチ宣言牌の裏筋は、安全度が高くなります。

リーチに限らず、テンパイ時に捨てられる牌の裏筋は安全度が高いといえますが、

リーチ以外ではテンパイタイミングが分かりにくいため、

今回はリーチの場合を中心に考えます。

 

では、まずリーチ宣言牌がf:id:yukichi030:20151202120857g:plainだった場合、

4-7mの危険度について考えてみます。

4-7m待ちの中で最もできやすい形はf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plain単純両面ですが、

イーシャンテンまでf:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainという形が残っていたということ。


このように余剰牌として裏筋を残すのは、

f:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainf:id:yukichi030:20151202125644g:plainf:id:yukichi030:20151202125845g:plainf:id:yukichi030:20151202125826g:plainf:id:yukichi030:20151202125926g:plainf:id:yukichi030:20151202125949g:plainf:id:yukichi030:20151202130014g:plainf:id:yukichi030:20151202130141g:plainf:id:yukichi030:20151202130218g:plainf:id:yukichi030:20151202130243g:plainf:id:yukichi030:20151202130243g:plain

このように3色の目を残す場合や、余剰牌がドラだった場合です。

この手に6-9sを引いた場合、3m切りリーチは自然です。

(とはいえ、平場でリーチピンフの2翻だけの場合、三色でカンチャン待ちにするのが主流なので、その分このパターンは少なくなります。)

宣言牌がドラの場合は、両面で曲げるのが主流のため、裏筋も安全とは言えません。

 

ですが、多くの場合、この手格好に至るまでに綺麗な3色部分が出来ていることは少なく、

f:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainf:id:yukichi030:20151202130436g:plainf:id:yukichi030:20151202130446g:plainf:id:yukichi030:20151202125644g:plainf:id:yukichi030:20151202125949g:plainf:id:yukichi030:20151202125949g:plainf:id:yukichi030:20151202130014g:plainf:id:yukichi030:20151202130141g:plainf:id:yukichi030:20151202130218g:plainf:id:yukichi030:20151202130243g:plainf:id:yukichi030:20151202130243g:plain  f:id:yukichi030:20151202130545g:plain

途中経過はほとんどがこのように、不確定な状態です。

このときに3mを残しておく人がどれくらいいるでしょうか?


現代の赤あり麻雀では、できるかわからない三色よりも、テンパイの可能性を高める打3mが主流です。

3mがドラの場合は、残す人もある程度いそうです。


このように、三色の材料として裏筋を残すケースは非常に少ないといえます。


次によくあるのが、f:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainの形でカンチャン待ちでダマにしていたところに、f:id:yukichi030:20151202125445g:plainを引いてリーチした場合。

この場合は4-7m待ちになります。

ただ、2役あればリーチするのが主流であり、カンチャン待ちのまま待ち変えするケースも少ないため、

このケースも少ないといえます。

(鳴いた手ではこのパターンは頻出します。)

このパターンも一応覚えておくと、場況によっては避けられるケースも出てきます。

 

次に、複合形について考えてみましょう。

3mを切って4-7mに待ちになる形。

f:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202123440g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plain からの打3m


f:id:yukichi030:20151202120857g:plainf:id:yukichi030:20151202125427g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainf:id:yukichi030:20151202125445g:plainからの打3m


などでしょうか。いずれも単純両面と比べれば出来ている確率は低いので、

レアケースと考えていいと思います。


こういった連続形があるかどうかは、捨て牌からある程度推察できます。

⇒連続形の可能性を見極める

連続形が残っていやすい河を見極めるポイントは、捨て牌の最初のほうに色が切られていない